エイジングケアとは

美容の分野ではエイジングケアが注目を集めていますが、そもそもエイジングケアとは何なのか?名称やイメージが先行している印象があります。その本来の意味や目的をよく理解していないまま宣伝に乗せられるような形でエイジングケア化粧品を使っていると効果を十分に得られないまま終わってしまう恐れもあります。

人間の体は30歳前後から老化が始まる

エイジングケア常識非常識老化

エイジングケアとは「年齢による劣化を防ぐために行うケア」のことです。

 

30代前後から人間の体は老化をはじめ、それが少しずつ肌に影響を及ぼしていきます。そうなると肌を美しく見せるためのスキンケアだけでなく、老化をできるだけ遅らせ、肌に影響が出るのを防ぐためのケアが求められるようになってくるのです。

 

また、予防だけでなくシワやたるみ、シミといったトラブルをできるだけ改善し、目立たないようにするのもエイジングケアの重要な目的です。

 

生き物である以上、老化は絶対に避けられないわけですが、適切なエイジングケアを行っておくことで老化がもたらすさまざまな肌トラブルを予防・改善していくことができるわけです。

 

ですから体がどのような形で老化していくのかをよく踏まえたうえでケアしていくのがエイジングケアの原則です。たとえば肌の老化は保湿成分が減少することからはじまるといわれています。

 

角質層にはセラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸といった保湿成分が含まれており、それが肌の潤いをハリを保っています。しかしこれらの成分の生成が加齢とともに衰えていくことで含有量が減少していくのです。

老化の原因・活性酸素は加齢とともに増加

エイジングケア常識非常識老化

保湿成分が減少すれば乾燥やバリア機能の低下が進んでしまう、それを防ぐためにスキンケアで補っていくわけです。

 

そして老化には活性酸素が深く関わっています。

 

紫外線などで肌に刺激を受けるとこの活性酸素が増加し、細胞を老化させてしまうのですが、活性酸素は加齢とともに増加していきます。

 

先ほど触れた肌の乾燥によるバリア機能の低下も増やしてしまう原因です。

 

そこで活性酸素を抑制・除去する抗酸化成分を補って老化の加速を防ぐなどのケアも取り入れるわけです。

 

注意したいのは老化の進行は人によって個人差があることです。

 

老化が早く進む人もいれば遅い人もいますから、早い人ほど早い年齢からエイジングケアをはじめる必要が出てきますし、シワ、たるみ、シミなど、どんなトラブルを抱えるかによってもエイジングケアのポイントが違ってきます

 

自分の肌や老化の状況を踏まえた上で適切なケアを行っていく。これがエイジングケアの大前提です。自分の肌と相談しながら行っていくケアといってもよいでしょう。

エイジングケアとスキンケアの違いって?

エイジングケアとスキンケアは似たようなニュアンスで使われることが多く見られます。とくにエイジングケア化粧品ではほぼ同じ意味で使われることも多く、いったい何が違うのかと混乱しがちです。この2つの違いは化粧品選びだけでなく、使い方や生活環境にも大きな影響をもたらすだけにできるだけ具体的に知っておきたいところです。

エイジングケアでは肌悩みを予防・改善する成分を

エイジングケア常識非常識老化

簡単にいえばエイジングケアはスキンケアに含まれるケアのことです。

 

つまり肌に美容成分を補い、より美しい肌を目指したり、肌トラブルを予防・改善していくケアを行っていくという点では共通しています。

 

ただ一般のスキンケアに比べて「加齢による衰え」を重視したケアが求められる点に特別な意味を持っているのです。

 

まず加齢がもたらすトラブルに対して集中的なケアが求められることがあります。シワやシミ、たるみなど若い頃には縁がなかったトラブルも40代、50代になると深刻な悩みになってくるものです。

 

これらをできるだけ予防し、できるだけ改善する。そのためにシミを防ぐ美白成分や、たるみを改善するコラーゲンの生成を促す成分などを補っていくのがエイジングケアなのです。これは加齢が肌にどのような影響を及ぼすのかと深く関わってきます。

 

30歳前後からは角質層に含まれているセラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸といった保湿成分が減少をはじめますし、通常28日周期といわれているターンオーバーは40代になると40日以上にまで延びてしまうといいます

 

こうした加齢がもたらす肌環境の変化がトラブルをもたらすのを防ぐ、言い換えれば肌に不足している部分を外から補うことがエイジングケアにとって非常に重要なポイントとなっています。

効果だけでなく肌への負担がかかりにくいケアが大切

エイジングケア常識非常識スキンケア

通常のスキンケアの場合、美容に良い成分を補うのがメインなのに対し、エイジングケアでは不足している成分をうまく補っていくことが求められるのです。

 

この点は非常に重要で、エイジングケアでは今自分の肌にどんな成分が不足しているのかを把握した上で適切な化粧品を選んでいく工夫も必要になります。

 

もうひとつ重要な違いは肌への負担に対する意識です。老化が進むと肌のバリア機能が低下することで刺激に敏感な状況になっていきます

 

そのため化粧品選びでもできるだけ低刺激な製品が求められるようになります。いくら効果が高くても肌に合わない製品は適さないのです。

 

また肌に塗付する際の摩擦の刺激が年齢肌には大きな負担になってしまうことも多く、オールインワン化粧品のように摩擦の刺激が少ない製品のメリットが注目されているのもエイジングケアの大きな特徴でしょう。

 

ですから効果ばかりに目を向けるのではなく、肌に負担をかけず無理なく使い続けることができるかもエイジングケアでは非常に大きな意味を持ってくるのです。エイジングケアを行う場合にはこうしたスキンケアの違いを良く踏まえたうえで自分に合った環境づくりが欠かせません。

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