意外に大事!乳液の役割を正しく知っておこう!

乳液はスキンケアのアイテムの中では少々地味な立場にあります。同じく油分を補うためのクリームと何が違うのか?クリームを使っていれば乳液は必要ないのではないか?と疑問を持つ方も多いはずです。そんな乳液ですが、意外なほどスキンケアにおいて重要な役割を担っています。

補った美容成分の蒸発を防ぐ蓋になってくれる

エイジングケア常識乳液

まずやはり適度な油分を補って肌に潤いをもたらすのが最大の役割です。

 

とくにエイジングケアにおいてはこの点がケア全体の効果を決定付ける非常に大きな意味を持ってきます。

 

老化の進んでいる肌は水分を抱え込む能力が低下してしまっているため、せっかく化粧水や美容液で水分と油分を補ってもすぐに蒸発して失われてしまい、十分な効果が得られにくいのです。

 

そこで乳液で油分を補い、表面にフタをする形で水分の蒸発を防ぎます。クリームでも同じことができますが、乳液の方が油分の含有量が少なく、ベタつきにくいのが特徴です。

 

また、肌の水分と油分のバランスが崩れていると角質層は乾燥しているのに表皮だけ皮脂の分泌量が多く脂っぽくなるインナードライの症状に陥りやすくなります。

 

乳液で保湿成分を補い、水分と油分のバランスを整えることでこのインナードライの予防・改善効果も期待できます。自分は脂性肌だと思っている方の中にはじつはインナードライであることも多く、肌が脂っぽいからといって乳液は必要ないとは言い切れない面もあるのです。

 

この基本的に乳液の役割に加えてプラスアルファの役割を備えている製品もあります。UV乳液と呼ばれるタイプにはその名前の通りUVカット効果が備わっており、紫外線対策に役立ちます。

UVカット・化粧下地の役割も活かして肌の負担軽減

エイジングケア常識乳液

SPF20〜30、PA++程度の効果を備えていれば日常のちょっとした外出程度なら紫外線を防ぐことも可能です。

 

年齢を重ねると日焼け止めの負担も大きな問題となってきますから、このUV乳液のメリットは大きいでしょう。

 

さらにこのUVカット効果に加えて美白成分を配合することでメラニン色素を効果的に抑制し、シミ・くすみ対策に役立つ製品も人気を集めています。

 

もうひとつ、ティント乳液と呼ばれるタイプもあります。こちらは化粧下地の効果も備えているもので、メイクの手間を省く効果が得られるほか、ファンデーションのノリを良くすることでメイクの仕上がりを高めるのにも役立ちます。

 

シミやシワなどのトラブルを抱えているとどうしてもファンデーションが厚塗りになりやすく、それが肌への負担になってしまうケースも見られます。このティント乳液なら肌をケアしつつ、そうしたメイクの問題も改善していくことができるのです。

 

こうしてみても乳液にはじつにいろいろな、それも大事役割が備わっているのがわかります。これまであまり重視してこなかった方は改めて日ごろのスキンケアに乳液をうまく活かしてみてはいかがでしょうか。

エイジングケアに効果的な乳液の選び方・使い方

エイジングケアとして乳液を使う場合には適度な油分を補って保湿を行うという乳液本来の役割に加えてプラスアルファの効果も意識したうえで製品を選んでいくことが重要です。エイジングケア用の乳液がいろいろなメーカーから発売されるようになってきました。

プラセンタやビタミンC誘導体で低刺激で美白ケア

エイジングケア常識乳液

配合されている有効成分をチェックするだけでなく、自分が抱えている悩みも考慮したうえで選んでいく視点が求められるでしょう。

 

まず保湿成分。油分でフタをしつつ、保湿成分を補えば一石二鳥で保湿ケアに役立てることができます。

 

油分が多いアイテムなので油溶性のセラミドと相性がよいのでこの成分が配合された製品がおすすめです。

 

コラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分を配合した製品ももちろんあります。

 

美白成分を配合した美白乳液の人気が高まっています。シミ・くすみが気になる方は美白効果を重視して選んでみましょう。

 

アルブチンやトラネキサム酸のほか、刺激の少ないプラセンタやビタミンC誘導体を美白成分として配合した製品も多く、刺激が気になる方は効果と刺激のバランスが取れた製品を意識して選んでみるとよいでしょう。

 

植物由来のエキスを美容成分として配合している製品が多いのもエイジングケア乳液の特徴です。

 

シアバター、アーチチョーク葉エキスなど、天然由来で肌に優しい点が魅力ですが、それぞれのエキスの効果をよく見極めたうえで比較検討していくことが重要です。

 

こうした美容成分に着目した選び方だけでなく、幅広い視点で選んでいく姿勢も忘れないようにしましょう。

クリームとの相乗効果で油分と保湿成分をバランスよく補ってエイジングケア

エイジングケア常識乳液

たとえば紫外線カット効果。乳液の中にはSPF30〜50、PA+++程度と日焼け止めと比較してもそん色ない効果を備えているものもあります。

 

またニキビや肌荒れが気になる方はサリチル酸やグリチルリチン酸ジカリウムなど殺菌・抗炎症成分が配合されている製品もよいでしょう。

 

このように年齢肌ならではの問題の予防・改善に役立つ効果を備えているかどうかも見ておきたいところです。

 

使い方としてはクリームとうまく組み合わせつつ保湿成分と油分を補っていくこと、化粧下地の役割も備えたティント乳液を使ってメイクの負担を減らすことなどもがポイントです。

 

乳液単体でのエイジングケア効果ではなく、メイクも含めたスキンケア環境全体で乳液をどう活かすことができるのか、広い視野に立った選び方・使い方を意識したいところです。

 

クリームと併せて使った場合にベタつかないかどうか、テクスチャーも大事なところでしょう。単品で試すだけでなく、ひと通りスキンケアを行った上で使い勝手がよいか、不快感がないかどうかもチェックすると長く使い続けられる製品と出会うことができるはずです。