エイジングクリームの成分と効果を知っておこう!

エイジングクリームは基本的なスキンケアの仕上げとして使用するアイテムです。通常のスキンケアでは洗顔の後に化粧水、美容液、乳液、クリームの順番で使っていきますから、自分に合ったクリームを使うかどうかでスキンケア全体の仕上がりに大きな差が出てくることもあります。

普通のクリームより油分が多く伸びも良くなってきている

エイジングケア常識クリーム

近年、このスキンケアにおけるクリームの役割に注目が集まるようになってきました。

 

それを受けてエイジングケア用に開発されたエイジングクリームがいろいろなメーカーから発売されるようになっているのです。

 

では普通のクリームと何が違うのか?基本的な役割、油分を補って肌にフタをして保護する点は共通しています。

 

年齢肌は乾燥が進んでいる上に皮脂の分泌量も減少しているためエイジングクリームの方が油分が多めな面もあります。

 

以前は油分が多いとベタついてしまうので使い勝手の面で問題を抱えていましたが、現在では技術の進歩もあって油分が多めでもサラサラした使い心地のものが増えています

 

ですから美容成分だけでなく使用されている油分の内容にも注目したいところです。保湿力に優れたアルガンオイル、肌に馴染みやすくエイジングケア効果も期待できるホホバオイルなど、植物由来のオイルを使用している製品が多いのもエイジングケアクリームの特徴でしょう。

 

摩擦の刺激を避けるよう伸びのよさなど使い勝手を重視しているのも普通のクリームと異なる点です。年齢を重ねるとバリア機能が低下することから塗付する際の摩擦の刺激がネックになります。

配合されている美容成分だけでなく油分が自分の肌に合っているかチェック

エイジングケア常識クリーム

そこで伸びがよく簡単にムラなく塗付できることを重視して開発された製品も多いのです。

 

この点は乾燥肌・敏感肌の方にとって大きな意味を持つでしょう。

 

配合されている美容成分に関しては目的によって各製品ごとに違いが出てきます

 

油分と相性がよい油溶性のセラミドやスクワランが保湿成分として配合されていることが多く、乾燥の悩みを抱えている方は配合量をチェックしたいところ。

 

それから肌のハリを改善する目的でレチノールやビタミンC誘導体が配合されている製品も人気を得ています。これらの成分でコラーゲンの生成を促すことでたるみやハリを改善していくことができるのです。あとはアスタキサンチンやコエンザイムQ10、フラーレンといった抗酸化成分が配合されていることもあります。

 

このようにエイジングケアクリームはまず使い勝手や補う油分の量が自分の肌に合っているかを確認したうえで抱えているトラブルの改善に役立つ美容成分が配合されているかどうかが選ぶうえでの重要なポイントとなっているのです。

保湿クリームの上手な選び方・使い方

保湿クリームの選び方では当然保湿力を備えているかどうかが最大のポイントとなるわけですが、この「保湿力」とは何か?をよく考えた上で効果を見極めていく姿勢が重要になってきます。美容液の場合は保湿成分が充実しているかどうかが保湿効果を判断するポイントでしたが、クリームの場合はほかにも判断基準が出てくるのです。

油分が多いと毛穴つまりの原因になる事も

エイジングケア常識クリーム

そもそもクリームの役割は油分を補って表皮にフタをすることです。

 

乾燥が進んでいる肌は水分を抱え込む機能も低下しており、そのままでいるとせっかく化粧水や美容液で水分と美容成分を補っても角質層が抱え込んでおくことができないためすぐに蒸発してせっかくの効果が十分に得られません

 

そこで乳液とクリームで油分を補い、蒸発しないよう表皮にフタをするわけです。

 

となるとこのフタをする効果がどれだけ優れているかが保湿クリーム選びの重要なポイントとなってくるわけですが、効果だけに目を向けるわけには行かないのが難しいところです。

 

簡単に言えば油分が多いほどフタをする働きが得られるので保湿力が優れていることになります。しかし油分が多いとベタつきの問題が出てきますし、毛穴を詰まらせる原因になってしまうこともあります

 

ですからあくまで自分の肌に合った適度な油分を補えるうえでベタつかない製品が求められます。

 

そのために自分の肌がどれだけ乾燥しているのか、カサつきや肌の硬さをよく踏まえながら適度な油分を見極めていかなければなりません

浸透性ならヒト型セラミド、低刺激なら植物由来セラミド

エイジングケア常識クリーム

技術の進歩もあって油分が多く配合されていてもベタつかないクリームも増えていますから、使い心地も重視しながら選んでいきましょう。

 

実際に使ってみないと最終的に判断できない部分もあるので難しいですが、サンプルやトライアルセットなどを賢く活用しながらいろいろと試してみましょう。

 

保湿成分を補うことができるかもやはり重要なポイントです。この点ではまずセラミドをどれだけ補うことかできるかを意識しましょう。

 

油溶性の細胞間脂質であるセラミドは油分が多いクリームで補うと肌に馴染みやすいといわれています。

 

浸透性を重視するならヒト型セラミド、低刺激を重視するなら植物由来のセラミドがオススメです。ほかにはスクワランやエラスチン、保水力とコラーゲン、ヒアルロン酸の生成を促す効果を備えているプロテオグリカンなども保湿クリームで補うと高い効果が期待できる成分です。

 

あとはベタつきないよう適量を心がけること、表皮にフタをするためにもムラなく塗付していくことといった基本的な使い方を忘れないようにしましょう。

 

美容液や乳液を使いすぎるとクリームが使いにくくなってしまうので他のアイテムの使い方も意識した上で保湿クリームのメリットを引き出せる環境づくりを心がけたいところです。

マッサージクリームの上手な選び方・使い方

塗付しながらマッサージを行うことができるマッサージクリーム。適度な油分を補いつつマッサージをすることで配合されている美容成分の浸透を促し、さらに肌に適度な刺激をもたらすことで血行改善やターンオーバーの活性化を目指すこともできる。まさにエイジングケアに理想的なアイテムです。

肌を擦らずに済む厚みのあるテクスチャーが理想

エイジングケア常識クリーム

ただマッサージに向いているかどうかには個人差があるため、自分の肌質や状態をよく踏まえながら適した製品を選んでいく必要があります。

 

まず肌になじみやすく、適度な厚みと伸びのよさを備えていることが大前提です。

 

マッサージをするということは肌を指で擦ることを意味していますから、摩擦の刺激を避けるためにも適度な厚みを備えていることが大前提です。

 

テクスチャに厚みがあって指で肌を擦る必要もなくマッサージができるのが理想的です。またマッサージしながら肌によくなじまないとせっかくの有効成分が浸透しませんし、伸びがよくないと同じ場所を何度も擦らなければならないのでどうしても負担が大きくなってしまうからです。

 

こうした使い心地は実際に試しに使ってみないと判断できない部分が大きいので難しい部分ではありますが、マッサージという観点からするともっとも重要な部分なので重視したいところです。

 

それから油分の量と使い終わった後の仕上がり。クリームですから、適度な油分を補って皮膚にフタをする効果をしっかり備えていることが前提です。

保湿効果でバリア機能を改善してマッサージ効果もアップ

エイジングケア常識マッサージクリーム

ただ油分が多いとベタつきや毛穴の詰まりといった問題を抱えてしまう可能性も出てきます

 

あくまで自分の肌に相応しい量の油分を補える製品を選ぶようにしましょう。この点は伸びのよさや厚みとも関わってくる問題だけに重要です。

 

どのような美容成分が含まれているかどうかも欠かせないポイントです。一番重視したいのはやはり保湿成分、セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸、スクワランなどをうまく補い、乾燥とバリア機能の低下を防ぐことができる製品がオススメです。

 

保湿効果でバリア機能を改善することができれば刺激にも強くなり、マッサージをしやすくなるという好循環を生み出すこともできるでしょう。

 

使い方のポイントは指で強く擦らずに優しく馴染ませる感覚で使っていくのことがもっとも重要な部分です。そしてすぐに顔に塗付するのではなく、指先で軽く温めて肌と同じ温度にしたうえで使用します。

 

そうすることで馴染みやすくすることができるからです。そして肌に塗付する際には額、両鼻、小鼻、顎の5点に置いたうえでそれぞれの場所を中心に円を描きながら広げていく感覚で伸ばしていくようにしましょう。

ナイトクリームの上手な選び方・使い方

就寝前に使い寝ている間に効果を発揮するのがナイトクリームです。1日の3分の1程度は眠っているわけですから、その間に適切なスキンケアを行えば肌環境の改善やエイジングケア効果が期待できるというわけです。これまで寝ている間は肌に負担をかけないためにもメイクをしっかり落とし、スキンケア製品の使用も避けた方がいいといわれていました。

就寝中の水分蒸発を防げる適度な油分を

エイジングケア常識クリーム

夜専用に使うアイテムが各メーカーから発売されるようになったことで就寝中のケアにも注目が集まるようになっているのです。

 

こうした事情からまず就寝中の肌に負担をかけないことがナイトクリームのポイントです。

 

油分が多くベタつきや毛穴の詰まりといった問題を抱える製品は避けましょう。一方、就寝中は肌から水分が蒸発することで乾燥しやすくなりますから、適度な油分でフタをしておく必要があります。

 

油分が不足していると十分な効果が得られないため、多すぎず、少なすぎずで油分を補える製品かどうかをまず見極めましょう。

 

この点は肌がどれだけ乾燥しているか、油分が不足しているかで個人差があるため、あくまで自分の基準で選んでいくことが求められます。

 

就寝中に肌が乾燥していくわけですから、保湿効果も見逃せないポイントです。油分と相性が良いセラミドのほか、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン、スクワランといった保湿成分が補える製品がお勧めです。

 

浸透性も重要で、とくにコラーゲンとヒアルロン酸は美容液と同様、分子量を小さくするなどの処方が取り入れられているかどうかを確認しておきましょう。

 

就寝中には新陳代謝が活発になり、ターンオーバーが活性化する点もナイトクリーム選びの重要な点です。

夜用アイテムなので日中の使用には不向き

エイジングケア常識ナイトクリーム

せっかくターンオーバーが活発になるのですから、それを促すような美容成分を補いたいところです。

 

EGFやプラセンタといった皮膚細胞を活性化させる成分が配合されている製品を探してみましょう。

 

それから肌のシワやたるみが気になる方はコラーゲンの生成を促すビタミンC誘導体、レチノール、FGFといった成分もオススメです。

 

この効果と保湿効果の両方を備えたプロテオグリカンなどもチェックしておくとよいでしょう。

 

使い方のポイントは油分の量でも触れたように毛穴を詰まらせたり肌に負担をかけたりしないためにも適量を心がけることが第一。

 

またクレンジング、洗顔とダブル洗顔を行った後すぐに使うのではなく、化粧水で肌を整えた後に使用するようにしましょう。あとは夜用に作られたアイテムなので日中のケアに使いまわすのは避けましょう。

 

製品によっては強い紫外線と接触することで化学反応を起こし、肌に負担をかけてしまう場合もあります。あくまで就寝中の使用にとどめたうえでスキンケア・エイジングケアに役立てていきましょう。