脂性肌の効果的なエイジングケアの方法

脂性肌は乾燥肌・敏感肌に比べるとエイジングケアがやりやすい印象がありますが、一方で脂性肌ならではのトラブルに注意しながらケアを行っていく必要があります。また、脂っぽい肌がじつはインナードライではないかどうかも確認したうえで適切なケア方法を見極める配慮も忘れないようにしましょう。

脂性肌かインナードライかきちんと把握した上でのケアが大切

エイジングケア常識非常識脂性肌

乾燥肌や敏感肌は老化の影響で乾燥とバリア機能の低下が進んでおり、刺激に敏感になっているので思うようにケアができない難しさがあります。

 

それに比べて脂性肌はこの問題がないので化粧品選びに悩むことが少ない分やりやすい面があるのです。

 

ただ脂性肌は毛穴を詰まらせてしまうことが多いだけにそのケアをしっかり行っていかなければなりません。

 

まずはインナードライではないか確認しておきましょう。過剰な清潔意識から洗顔の際に必要な皮脂を落としすぎてしまっているとそれを補うために皮脂の分泌量が増加します。

 

角質層は老化の影響で保湿力が低下しているのに表皮だけが脂っぽくなっている可能性もあるのです。この場合、自分は脂性肌だと思い込んで保湿ケアを行わないとどんどん乾燥と老化が加速してしまいます。

 

確かめる場合には洗顔後に化粧水を使わずにしばらく放置しておきましょう。

 

額や小鼻など皮脂の分泌量が多い部分にテカりが見られるようになったインナードライの可能性が大、頬や目元などは乾燥して老化の影響が進んでいる恐れがあるので保湿ケアをしっかり取り入れるようにしましょう。

 

年齢を重ねると肌が硬くなり、毛穴の柔軟性も失われていきます。そうなると毛穴が狭く硬くなってしまい、余分な皮脂や角質が詰まりやすくなるため洗顔の段階でしっかりと落としていく工夫が必要です。

ターンオーバーを活性化して余分な皮脂や角質を上手に除去

エイジングケア常識非常識脂性肌

泡立ちがよく、粒子が細かい洗浄成分が配合された洗顔料でよく泡立てたうえで洗っていくようにしましょう。

 

毛穴が詰まっていると美容液で補った有効成分が浸透しにくくなってしまうのでとくにこの点は重要になるでしょう。

 

この毛穴が詰まりやすい状況はターンオーバーの乱れとも深く関わってきます。加齢の影響でターンオーバーが遅れると古い角質が余分な皮脂とともに毛穴を詰まらせ、皮膚に蓄積してくすみの原因を作っていきます。

 

EGFやプラセンタなどターンオーバーを活性化させる成分を補ってケアするほか、定期的なピーリング洗顔料や酵素洗顔料で角質を除去するケアもとりいれましょう。

 

このように余分な皮脂と古い角質をうまく除去しつつ角質層の水分と油分のバランスを整えていくのが脂性肌のエイジングケアのポイントです。

 

知らず知らずのうちに老化が進んでしまっている、といった環境を避けつつ、ターンオーバーの乱れや皮脂分泌などの問題を改善していくようにしましょう。

乾燥肌の効果的なエイジングケアの方法

乾燥肌のエイジングケアはなんといっても保湿です。もともと乾燥している人が老化の影響でますます乾燥するとバリア機能が低下し、紫外線などのダメージで活性酸素やメラニン色素が増加することでシワやシミといったトラブルが起こりやすくなります。

保湿成分は含有量だけでなく種類や浸透性もチェック

エイジングケア常識非常識乾燥肌

この乾燥と老化の関係をどう防ぐことができるか、適切な保湿対策ができるかどうかが鍵を握っています。

 

まず加齢の影響で減少している角質層の保湿成分をうまく補っていきましょう。

 

セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸が配合されている化粧品がオススメですが、その際には含有量だけでなく浸透性や成分の種類にも目を向けておきたいところです。

 

コラーゲン、ヒアルロン酸の場合は成分の分子量が小さい方が浸透性が高いため、ナノ化などの技術が取り入れられているかどうかが見極めるポイントとなっています。

 

また、各メーカーが保湿成分に特別な処方を施すことで効果のアップを目指している場合もあります。

 

たとえば分子量のサイズが異なるコラーゲンを数種類配合し、小さいサイズを角質層の奥にまで浸透させつつ、大きなサイズは表皮近くに留まらせて全体の潤いを保つ効果を目指しているものがあります。

 

乾燥肌の方は角質層だけでなく表皮の乾燥のケアも必要なだけにこうした処方が役に立ちます。ほかには特殊なカプセルに他の有効成分と一緒に閉じ込めてゆっくりと放出させることで効果の持続性を目指した製品などもあります。

油分を補うにはホホバオイルやアルガンオイル・オリーブオイルなど

エイジングケア常識非常識乾燥肌

乾燥肌は化粧品でのケアの効果が長続きせずすぐに乾燥してしまう面もあるのでこうした部分にも目を向けておきましょう。

 

加齢の影響は保湿成分だけでなく皮脂の分泌量も減らしてしまうため、適度な油分を補うケアも欠かせません。

 

表皮の油分が不足し本来肌を保護し、水分が蒸発するのを防いでいる皮脂膜がうまく形成されていないとせっかく水分と有効成分を補ってもすぐに蒸発して効果が十分に得られません。

 

乳液、クリームで適度な油分を補い、表皮にフタをしてエイジングケア化粧品の効果を高めるようにしましょう。ホホバオイルやアルガンオイル、オリーブオイルなどエイジングケアに向いている植物オイルを配合しているクリームがオススメです。

 

このように乾燥肌のエイジングケアでは老化の原因にもなる乾燥をいかに改善していくことができるかがポイントとなります。

 

そのうえでコラーゲンの生成を促すビタミンC誘導体やレチノールといった成分でシワ対策、美白成分でシミ対策など乾燥肌に起こりやすいトラブルに合ったケアを取り入れていきましょう。洗顔で必要な皮脂まで落とさないよう、洗顔環境の見直しも含めてケア環境を整えていきたいところです。

敏感肌の効果的なエイジングケアの方法

敏感肌はエイジングケアが非常に難しく、厳選された化粧品を選びつつ必要最小限のケアで最大限の効果を目指していかなければなりません。刺激に敏感なだけに過剰なケアを行ってしまうとかえって肌に負担をかけてしまう恐れがあるからです。

摩擦を減らせるオールインワンもエイジングケアの選択肢に

エイジングケア常識非常識敏感肌

まず化粧品や美容液を単品で使うのがよいか、オールインワン化粧品を使うのがよいか判断しましょう。

 

敏感肌の場合塗付する際の摩擦の刺激が大きな負担になってしまう恐れがあるため、1本でひと通りのケアができるオールインワン化粧品は重要な選択肢となります。

 

どれだけ刺激に敏感な状態になっているのか、現在使っているスキンケア製品を使ったときにどれだけ肌に負担を感じているかなどを踏まえたうえで判断するようにしましょう。

 

肌に刺激を与えない点では添加物の存在にも注意したいところです。石油系の合成界面活性剤や合成香料・着色料が使用されている製品を避けるのはもちろん、防腐剤やエタノールなどにも気をつけたいところです。

 

パラベンに代表される防腐剤は製品の品質を保つうえで重要な役割を持っている面もあるので消費期限なども意識した上でできるだけ無添加の化粧品を選ぶようにしたいところです。

 

美容成分に関してはまず大前提としてできるだけシンプルな内容の化粧品を選ぶようにしましょう。

 

エイジングケアの場合、どうしても保湿成分やターンオーバーを活性化させる成分などいろいろな成分を補いたくなるものですが、化粧品は配合されている成分の種類が多ければ多いほど刺激が強くなります。

必要最低限の成分だけが入ったシンプルな化粧品を

エイジングケア常識非常識敏感肌

またたくさんの成分を配合している製品ほど品質を保つために防腐剤などの添加物が必要になります。

 

敏感肌がそうした化粧品を使ってしまうと配合された美容成分の効果よりも肌への負担の方が強く出てしまうことも多いのです。

 

この点は自分にとってどの有効成分が必要かを見極めたうえで厳選して補っていける化粧品を選ぶことが大事です。エイジングケア化粧品の中にはあえて有効成分を絞り込んで作られたものもありますから、その中から自分が補いたい成分が充実しているものを選びましょう。

 

このように敏感肌のエイジングケアではまず肌に負担をかけないことを意識して環境づくりを行っていく必要があります。そのうえで保湿とターンオーバーの活性化を意識して化粧品を選んでいきましょう。

 

保湿成分のセラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸に加えてターンオーバーを活性化させるEGF、プラセンタを補えば肌の保湿力を保ちつつ、ターンオーバーの過程で健康で若々しい肌へと作り変えていくケアができるはずです。